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チェンマイのバスステーションで利用できる移動手段は?

LCCの飛行機が増え安く移動できるようになっていても、タイ国内の移動に欠かせないのは長距離バスです。バンコクからチェンマイまで約10時間。なぜか電車よりも早く着きます。

チェンマイのバスステーションは2つあり、アーケードといわれるステーションでは循環バス、ソンテウ、トゥクトゥク、タクシーが利用できます。

ここでは初めてチェンマイを訪れる方のために、アーケードと市内をつなぐ移動手段の種類や特徴、乗り方や運賃情報などをご紹介します。

※1バーツ=約3.3円

目次

チェンマイのバスステーション概要

タイのチェンマイには、バスステーションが2箇所あります。

Chiang Puak バスステーション(以下Chiang Puak)

こちらはチェンマイ県北部に向かう中距離のバスが発着するバスステーションです。ソンテウやバンがほとんどです。

行き先や時刻表などほとんどがタイ語で表記されているため、こちらを利用するのはタイ語ができないと少し難しいです。

アーケード(ターミナル2、ターミナル3)

こちらはバンコクを始めタイ国内各地に向かう中長距離バスが発着します。ほとんどが大型バスですがバンもあります。

アーケードにはターミナル2と3しかないのですが、これはアーケードを作る際、もともとあったChiang Puakをターミナル1としてアーケードのターミナル番号を2と3にしたからだそうです。

チェンマイに到着した後、市街地に行くための移動手段は、運賃の安い順に循環バス、ソンテウ、トゥクトゥク、タクシーがあります。

チェンマイの循環バス

バス

アーケードから発着する市街地への循環バスは2路線です。

  • B1:アーケードー鉄道駅ーターペーゲイトーチェンマイ動物園
  • B2:アーケードー三人の王様ー空港

B1は平日は約30分毎、休日は1時間ごと、B2は1時間ごとに発車しています。

あてにならない時刻表や運行ルート

始点から出発する時間はほぼ正確ですが、あとは道路状況によって時間は大きくずれます。

基本的に一度出発してしまえば、予定時間より早くても通過してしまい、各バス停で予定発車時刻まで停車して待つことはありません

また、若干ですがルートを変更して走ることもあるので、アーケードから乗るのは問題ありませんが、市街地から乗るのは待っていても乗れない場合があります。

運賃と乗り方

運賃は大人15バーツ(約55円)、小人10バーツ(約40円)です。小人の基準は3歳以上とのことですが、係員によって請求されないこともあります。

乗り方は、バス停に停まっているバスに目的地を確認して乗り込み出発まで待ちます。発車時刻になり出発する頃に、係の方が順番に席を回ってくるので、行き先を伝えて運賃を支払います

写真はこの路線バスのバス停の看板です。

変更が多いので乗る前に要確認

バスステーションから市街地に向かうのはいいのですが、市街地からバスステーションに向かう場合は、時間が正確ではないためうまく乗れないこともあります。注意してください。

チェンマイのバスは変化が激しいです。このバスは昨年から運行され少しずつ拡大しています。今後も変化していくと思いますので、詳細は乗り場で確認してください。

チェンマイの循環バスB1ルート

バスルート

※B1ルートの時刻表。左が平日、右が休日

時刻表

チェンマイの循環バスB2ルート

バスルート

ルート上にはバス停があるのですが、降りたい場所は必ずしもバス停のある場所でなくてもよく、ルート上ならどこでも降車できます

タイ、チェンマイのソンテウ

ソンテウ乗り場

ターミナル2を出た左側の一角にソンテウがずらりと並んだ乗り場があります。こちらは乗り合い用のソンテウで、ソンテウの座席が一杯になるまでお客さんが集まったところで出発します。

料金はターペー門まで20バーツ(約80円)です。ただ、たくさんの人が乗るので自分の目的地に着くのは何番目なのかわからず、急いでいる場合にはおすすめしません。

ターミナル2、3を出たところで、客待ちをしているソンテウがいます。こちらは乗ったらすぐ出発してくれますが、料金は少し高いです。

タイ、チェンマイのトゥクトゥク

トゥクトゥクもターミナルを出たところで、客待ちをしているのですぐ乗れます。トゥクトゥクは何人乗っても一台あたりの運賃の交渉になります。

以前、大人が5人乗っていたのには驚きましたが、最大4人だと思います。後部座席に3人、運転手さんの隣に座席があるタイプのトゥクトゥクならプラス1人。

トゥクトゥクは1〜2人で乗るならソンテウより割高ですが、急いでいるときにはおすすめです。車体が小さいので渋滞でも車をすり抜けていくことができ、1番早い移動手段だと思います。

チェンマイのタクシー

タクシーもターミナルを出たところで、客待ちをしているのですぐに乗れます。チェンマイのタクシーの上には「METER TAXI」と掲示されています。

バンコクではタクシーに乗る際にメーターを回してくれているか確認しないと高い運賃を要求されることがあるのですが、チェンマイは逆にメーターは使いません。メーターを使わないのに、METER TAXIなのが不思議なところです。

わたしは利用したことがないので知り合いのタイ人に聞いたところによると、運賃は事前交渉だそうです。

利用するタクシー会社のHPには運賃表が掲載されている場合もあるので、事前に確認して交渉するのがおすすめです。

まとめ〜ローカルを実感できるアーケードの売店も必見!

売店

アーケードには売店がいくつかあります。いずれもローカルなものばかりですが、旬の果物、虫のお菓子などがズラリ。時間があったらのぞいてみるのも面白いと思います。車酔いする方は、売店のレジ横に酔止めの薬も置いてあるので購入できます。

私はよく循環バスを利用し、運転手さんも係の方も本当に優しかったです。ある日、バスに乗っている間に雨が降り出したときには、おそらく個人の傘を貸してくれたこともありましたよ。

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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