MENU

バンコクの一ヶ月の生活費は?いくらで生活できるのか物価について解説します

バンコクは日本と比べると、生活費や物価が安く、特に、食べ物や乗り物、光熱費など、日常生活と切り離せない物の価格は低いです。

その反面、海外からの輸入品などは日本よりも高く、日本の食材などは日本で購入する値段の約3倍です。

日常生活の過ごし方によって、生活費を抑えることもできますし、贅沢に生活したりもできます。ここでは、実体験をもとにしたバンコクの1カ月の生活費についてお話しします。

目次

バンコクの食費

自炊をするのか、外食でタイ料理を食べるのかなどによってかかる食費が変わります。

自炊の場合

食材はスーパーや市場で購入できます。野菜は日本よりも小さいサイズが多いです。例えば、日本と比べて2回りほど小さい白菜は40バーツ(約140円)、骨付き鶏もも肉3枚100バーツ(350円)、小さめ茄子3本は40バーツ(約140円)ほどです。

ただし、市場での生鮮食品の陳列方法は、屋外にそのままのやり方をしています。衛生面で心配な方は、スーパーで購入することをおすすめします。

野菜は日本と比べて高いですが、豚肉、鶏肉は安い値段で手に入ります。タイの鶏肉は日本に輸出されているほどなので、クオリティも高いですよ。

外食の場合(タイ料理)

外食でもタイ料理の場合、屋台では1食60バーツ(約210円)、食堂やレストランでも1食200バーツ(約700円)程度です。

また、タイは基本的に外食文化なのでほとんどの店で持ち帰りができたり、デリバリーで注文できたりします。

外食の場合(日本食など)

タイは日本食ブームとなっており、朝、豊洲を出発した鮮魚がその日の夜にはバンコクのレストランで食べられるようになっています。

日本食のランチでは200から500バーツ(約700から1,750円)ほど、ディナーではお酒抜きの食事代で考えると1,000から2,500バーツ(約3,500から8,750円)ほどです。

バンコクの光熱費(電気代、水道代など)

水道

タイでは都市ガスが整備されておらず、一部住居ではキッチン内などでプロパンガスを使用していますが、ほとんどの住居ではガスを使用していません。そのため、毎月の光熱費は電気代と水道代となります。

電気代金

タイの電力公社より直接請求の場合は、1ユニット約3.8バーツ(約13円)です。電気代の1ユニットとは、1キロワットの電力を1時間消費した電力量のことです。

電気代の月平均は単身の場合500から2,000バーツ(約1,750から7,000円)、夫婦の場合1,500から4,000バーツ(約5,250から14,000円)、家族の場合は4,000から10,000バーツ(14,000から35,000円)です。

電気代金の請求書は郵送で届くので、請求書に記載されている期限内に、銀行やコンビニエンスストアで支払います。

水道代金

1ユニット(1,000リットル)15から25バーツ(約50から87円)です。水道代金はだいたい単身者で150から300バーツ(約500から1,000円)、家族の場合は300から500バーツ(約1,000から1,750円)程度が平均的な金額です。

ほとんどの住居では、水道料金は物件の管理事務所へ直接支払います。

バンコクの家賃

ベッド

住居タイプ

タイでは、様々なタイプの住居があります。日本でいうところの賃貸マンションについては、アパートの管理事務所がそれぞれの部屋のオーナーでもあるアパートメントタイプと、個人オーナーが部屋を所有しているコンドミニアムタイプの2種類があります。

いずれのタイプにしても、入居時にデポジット(だいたい家賃2か月分)が必要です。

また、部屋の広さ(㎡数) 、エリア、築年数などによって家賃が異なります。日本人が多く住むスクンビットエリア(BTSエカマイ駅からアソーク駅)周辺で、部屋を探す場合の予算の目安は下記のとおりです。

  • 1ルームでは10,000バーツ(約35,000円) から
  • 1ベッドルームでは20,000バーツ(約70,000円) から
  • 2ベッドルームでは40,000バーツ(約140,000円) から

日本人が少ないエリアや駅から遠くなれば、より低い予算で部屋を探すことも可能です。

バンコクの交通費

バス

交通機関

日常的に渋滞が起きるバンコク市内では、高架鉄道BTS、地下鉄MRT、空港線のエアポートリンクと呼ばれる鉄道が便利です。鉄道は移動距離によって異なりますが、15バーツ(約50円)から。

雨が降る雨季には、時間がかかりますが屋根があるバス、タクシー、トゥクトゥクがおすすめです。市バス10バーツ(約35円)から、タクシー35バーツ(約120円)から、トゥクトゥク40バーツ(約120円)からとなります。

バイクタクシー

近距離で晴れの日の移動であればバイクタクシー10バーツ(約35円)からがおすすめです。センセープ運河やチャオプラヤー川沿いでの移動であれば、ボート10バーツ(約35円)からです。

バンコクから地方への移動には、国内便飛行機、長距離バス、列車などの方法があります。

バンコクの美容代

ネイル

美容院、ネイルサロン、マッサージ店など、タイに住むとなると日常的に利用する必要がでてきます。

美容院

バンコクには、ローカルの美容室も多数あります。安いところではカット100バーツ(約350円)などです。

値段は高くなりますが、日本の製品を使用している日系の美容院も多数あります。人種によって髪質が異なるので、やはり日本人の美容師さんがいる美容院は在住者にとって必須です。

カット約1,000バーツ(約3,500円)、パーマやカラー約3,000バーツ(約10,500円)などです。

ネイルサロン

バンコク市内には多数のネイルサロンがあります。日本のような繊細さはないですが、ローカルサロンではネイルケアも含めてマニキュア両手250バーツ(約900円)から、ジェルネイル約500バーツ(約1,750円)から、ほどです。

マッサージ

マッサージ店は、ローカルな店から高級なスパサロンまで幅広くあります

あまり清潔感はないですが、ローカル店では1時間のタイマッサージ250バーツ (約900円)、綺麗なマッサージ店では1時間400バーツ(約1,400円)から、高級スパでは1時間1,000バーツ(約3,500円) から程度になります。

まとめ

バンコクでの生活費は、家族構成と暮らしぶりによって非常に幅があります。ただ、節約を心がけて生活すれば、1人暮らしの場合には月に30,000バーツ(約100,000円)以下に抑えることも可能です。

贅沢な生活を送ったとしても、同じことを体験しても基本的な値段が日本よりも安いのでコスパよく贅沢な生活を送ることもできます。

旅行で来る場合には、日本よりも手頃な値段で、ルーフトップバーや5つ星ホテルでのアフタヌーンティーなど贅沢体験がおすすめです。バンコクに在住するのであれば、収入に合わせて生活水準を選ぶことをおすすめします。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

目次