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タイ人は自撮りが大好き?携帯の待ち受けは自分の写真!

今日本には、外国人観光客がたくさん来ます。その中にはタイ人も大勢います。

アジア人はよく似た顔だちをしているので一見どこの国の人かわかりませんが、「これは絶対タイ人だ!」と見抜く方法があります。写真スポットで何枚も自撮りしている人がいたら、それはまずタイ人で間違いないでしょう。

アジア人は自撮り好きが多いといわれますが、ダントツはタイ人と私は思っています。とにかくパチパチパチパチ、景色を楽しむことなく一心不乱に自撮りに夢中になっているのでだいたいわかります。

今回は自撮りをこよなく愛するタイ人について書いてみたいと思います。

目次

タイ人の携帯の待ち受けは自分の写真

セルフィー

携帯の待ち受けを自分の写真にしているタイ人は私の周りでは90パーセントぐらいいます。待ち受けの写真をコロコロ変える人も、自分の違う写真に変えていくのです。携帯だけに限らず財布の中にも自分の写真を入れている人が多いです。

SNSでつながっているタイ人の投稿を見ると、毎日自撮りの写真をあげている人もたくさんいます。自撮り好きは女性の方が多いですが、男性も結構自撮りが大好きです。日本でこんなに自撮りをする人がいたら、かなり引きますね。

タイ人は授業中も自撮りでパチパチ

セルフィー

私が働いている学校でも授業中にひたすら自撮りしている生徒を見かけます。注意しても携帯を取り上げられても、根強く自撮りを続けている子もいます。何百枚もの自分の写真を撮って、一番写りがいいものをSNSにあげて彼氏や彼女を探しているようです。

女の子はメイク道具一式と机に置ける大きな鏡も家から持参しています。いったい学校に何をしに来ているのやら、その自撮りにかけるエネルギーをもっと違うものに注いでほしいと思う今日この頃です。

タイでは自撮り棒の導入はどこよりも早く

セルフィー

自撮り大好きなタイ人が誰よりも先に自撮り棒に飛びついたのは言うまでもありません。日本に自撮り棒が広まり始めたころ、タイではすでに自撮り棒は一人一本というくらい観光地ではみんな手にしていました

基本的に自撮り棒はどこでも使用できますが、お寺の中など神聖な場所は控えなければなりません。熱心な仏教徒の多いタイ人はこれをきちんと守っていますが、お寺を一歩外に出ると、お寺の外観をバックにパチパチ自撮りし始めます。

タイ人はとにかく自分を披露したい

セルフィー

景色は二の次

SNSの写真投稿を見ていると、タイ人の友人が「今○○にいます」とか「今○○を食べています」と何枚も写真をアップしますが、写っているのは大半が自分8割、景色やオブジェクトが2割といった感じです。

つい先日もスイスに遊びに行ったタイ人の投稿写真を見て笑ってしまいました。どアップの彼と後ろの方に申し訳なさそうに写り込んでいる雪山が見えました。スイスにいるのか長野県にいるのかぜんぜんわかりません。

何枚も写真がアップされていましたが全部彼がかなり大きめのサイズで写っているものばかりでした。

「○○な私」を見て

この記事を書くにあたって、SNSの投稿を見返していたらどんどん「私を見て」シリーズが出てきました。もちろんタイトルには「私を見て」とは書いていませんが、なぜか私の目にはそう映るのです。

「ただいま病院で点滴中(の私を見て)」、「お気に入りの靴(を履いている私を見て)」、「カワイイ子犬(を抱いている私を見て)」こんな風に見てしまう私はひねくれているだけかもしれませんね。

タイ人は、スキあらば自分の顔をチェック

セルフィー

オフィスの机の上に卓上型鏡が置かれているのは、タイでは割と普通のことです。窓ガラスに映った自分の顔、車のバックミラーに映った顔もすかさずチェックします。

タイ人の友人のバイクを借りたとき、何かしっくりこないと思っていたらサイドミラーが運転する自分が映る角度に調節されていました。後ろから来る車はまったく見えません。バイクに乗りながら、チラチラと自分の顔をチェックするのです。

自分の顔好きもここまで来ると逆に感心してしまいます。

まとめ〜親からもらった体を大事にするのは当然

あまりに自撮りばかりするタイ人に「日本人はそんなに自撮りしたり、待ち受けを自分の写真にしたりしないよ」と言うと「なんでしないの?」と聞き返されてしまいました。

自己陶酔しているみたいで嫌だと答えると、「親からもらった自分の顔や容姿をもっと愛すべき」と言われました。意外ときちんとした回答で思わず少し納得してしまいましたが、だからといって携帯の待ち受けを自分の写真にするのは自分には無理だと思いました。

自撮りに夢中になっているアジア人がいたら、「Where do you come from?」と尋ねてみてください。かなり高い確率で「We are from Thailand!」と答えてくれるはずです。

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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